授業中に黒板を板書するときに、席の両隣や斜め前の人が気になって集中できない…。板書するのが辛い…。という経験が脇見恐怖症になると毎日のようにあります。
私も高校生の受験期に脇見恐怖症になり、こんな思いを毎日していました。受験と脇見恐怖症のダブルパンチで焦りや罪悪感で押しつぶされそうな毎日でした。
授業では当たり前に黒板を見ながら進行していくので黒板を見ることが出来ないと成績にも響きます。
そこで、黒板の板書ができない方へ少しでも楽になる方法をご紹介します。
板書が楽になる方法
髪や肘をついて両脇の人を視界に入れないようにする
髪が長い方は髪で視界を狭くできます。また、肘をついて視界を遮ると、両脇の人を見てしまう心配はなくなります。
このように自分で他者が視界に入らないように障害物を作れば、症状がかなり楽になります。
ただ、姿勢が悪くなったり肩がこったりするので、その姿勢を習慣づけないよう気をつけましょう。
スマホのカメラで黒板を写す
学校や先生によっては授業中のスマホはNGな場合もあります。
もし授業中にスマホで写真を撮っていい場合は遠慮なく活用しましょう。
脇見恐怖症が軽い方は、人が視界に入らなければ症状が出ない場合があります。その場合は黒板の文字を撮ったスマホを机に置いてそれを板書すれば症状は出ません。
脇見恐怖症が重く、視界にない人を意識する方でも人が視界に映らない安心感がありストレスを和らげることが出来ます。
壁沿いの席に座る
席の片側に誰もいないと視線の逃げ道ができ、心をおちつけることが出来ます。
反対に両脇を人に囲まれると私はすごく緊張して授業どころではありませんでした。
授業に入り込む
熱心に授業に取り組むと自分の意識が授業に向けられ、脇見恐怖症の症状を忘れる場合があります。
人の意識はひとつからふたつにしか向けられないので、授業に集中することで脇見恐怖症を意識せずに済む場合があります。
私は先生の言葉をノートにメモしたり重要だと思う箇所に線を引いたりしていました。あとからノートを見返すと何が書かれているのかさっぱりわからない時もあります。そんな時は授業に集中しきれていない可能性が大きいです。ただ、集中している振りをするだけでも気は楽になりました。
症状のことが気になり授業に集中できないことが多いので、出来なかったことを落胆する必要はありません。
どうしても辛い場合は寝る
授業中どうしても脇見恐怖症をしてしまって辛い方は、思い切って寝てしまうのもいいと思います。
私はよく授業中寝ていました。うつらうつらとしている状態から脇見恐怖症の症状が無くなっていくので、辛い時は自ら寝ようとしていました。
脇見恐怖症で症状が辛い、だけど授業を受けないとやばいという方におすすめの方法です。
しょっちゅう寝ていると怒られたり授業についていけなくなったりするので、板書を速やかに終わらせてから寝ることをおすすめします。
まとめ
黒板の板書が楽になる方法をまとめていきましょう。
密閉空間で人を視界に入れないといけないのは脇見恐怖症の方にとっては辛いものです。
辛いことをそのまま受け入れなくてもいいんです。自分に合った工夫で症状を楽に、自分にとって楽な環境にしていきましょう。
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